樹木葬って、どんなもの?
墓石の代わりに樹木をお墓とするものを樹木葬といいます。
一代で利用ができるので後継者の必要がなく、「周りに迷惑をかけたくない」とお考えの60代〜70代の方にご契約いただく場合が多いです。
宗旨・宗派は関係なくどなたでも自由にご利用でき、管理費などの追加料金が発生しないため、安心してご契約いただけます。
樹木葬が注目されている
理由は?
「“家”から“個”が重視される核家族化が進んできた」「お墓を維持・管理できる兄弟がおらず、所有が負担になっている」「子どもがいないので、将来お墓を継げる人がいない」「宗旨・宗派にこだわりがないので、価格を安く抑えたい」
など利用される理由は様々ですが、樹木葬が大きく広がっているのは親世代が「子世代にお墓のことで負担をかけたくない」と考えるようになってきたことも挙げられます。
また「お墓のお引越し」として、先祖代々のお墓を樹木葬に改葬するケースもあります。
少子化の影響は、お墓の後継ぎ問題にも
50歳までに一度も結婚したことがない人の割合(=生涯未婚率)は2000年代以降増え続けており、それに伴い、第2次ベビーブーム期とされる1971~74年を境に、年間出生率は減少し続けています。
後継ぎ不要、墓地の管理不要の樹木葬は、現代の需要に合う新しいお墓のカタチとして広がっています。
樹木葬にする人は
どんな人?
以下のようなお悩みをお持ちの方が、樹木葬を利用されています。
樹木葬を選ぶ際のチェックポイントをご紹介いたします。
-
アクセスしやすい立地か、
心休まる環境であるかお墓参りの時に落ち着ける環境かどうか。それはお墓の場所を選ぶ際にとても大切なことです。
車を利用してお墓参りに行く場合は、アクセス情報とともに霊園の近くに駐車場が整備してあるか、停められる台数はどれくらいかを確認しましょう。 -
宗旨・宗派がある霊園か
「無宗教」で葬儀を行う方の増加に伴い、墓地や霊園も宗旨・宗派を問わず埋葬できる場所が増えています。ですが、特定の宗教の信者や寺院の檀家しか埋葬できない墓地・霊園もありますので、事前に確認をしておきましょう。
また、ご家族・ご親族が先祖代々信仰している宗教がある場合は、ご供養について充分な話し合いを行いましょう。 -
管理費や墓地の設備、状態について
2名以上の埋葬を希望される方が多い樹木葬は、大半の方が納骨後にお墓参りを行います。その際重要になってくるのが墓地の管理状態や設備です。また、契約時の料金以外に追加で管理費が必要な霊園もございますので、「周りの人に迷惑をかけたくない」という方はその点もご確認ください。
-
料金について
永代供養料
料金面での一番のポイントは「永代供養料」です。
「遺骨を永代にわたり供養するための料金」で、相場は50万円前後とされています。
価格は立地条件などにより変動します。埋葬料
基本的には、一人あたりの料金を設定していることが多いです。埋葬する人数が複数の場合は、その際の料金も確認しましょう。
年間管理費
契約時に一括支払い、というシステムではない墓地・霊園には年間管理費がかかることもあります。
見学の際にきちんと確認しておくと安心です。
樹木葬とその他一般的な供養の違いをご説明します。
菅仏具樹木葬は、跡継ぎがいない方でも安心してご利用いただける、継承者不要で宗旨・宗派を問わないお墓です。
宗旨宗派 | 埋葬人数 | 継承 | 契約後の費用 | 継承者の負担 | 供養管理・お参り | |
---|---|---|---|---|---|---|
樹木葬 | 問わない | 1人〜複数 | なし | 不要 | なし | 霊園で供養 お参りができる |
お墓 | 同じ宗派しか 認めない場合あり | 1人毎 | あり | あり | あり | 各家で掃除 年数回お参り |
納骨堂 | 檀家のみの販売が多い | 1人〜複数 | あり | 必要な場合が多い | なし | 屋内で供養管理 お参りは要予約 |
自宅供養 | 問わない | 1人 | あり | 不要 | 遺骨の行き先を 探す必要あり | 自宅で供養 |
~樹木葬霊園選びは後悔のないようにしっかりと~
資料を見るだけではイメージが付きにくい樹木葬。
メリットとデメリットを両方踏まえたうえでご検討ください。菅仏具ではお客様のご要望に合わせ、ご予算に合わせたお見積りや現地の下見なども行います。無料相談も常時受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。